2010年08月28日

組織力とは何か?

組織の力の差はどこからくるのか、それを高めるためにはどうすればいいのか―――。


組織によって同じような戦略が設定され、同じようなオペレーションのやり方をしていても、組織によって業績に大きな差が出てしまうことがある。
それはやはり、組織の力、すなわち「組織力」に差があるからではないだろうか。

・ なぜ「組織力」の差が生まれるのか
・ どのようにしたら「組織力」を高めることができるのか
・ その中で、ビジネスパーソンとしての資質をどう高め、どう発揮していくのか

という観点から学んでいこう。



【組織力とは何か】

● 組織の力にはさまざまな要素が絡んでくる。どのような組織構造を持っているか、組織風土がどうか、人事・評価制度、企業理念はどうかといったことが、組織の力に大きな影響を与えてくる。
ただ、企業の存在理由が「社会に対してモノやサービスの付加価値をもたらし、しっかりと利益をあげ、存続していくこと」であるならば、組織の力を構成する要素も、この企業の存在理由を直接支えるものであるはずだ。

当社の使命である「私たちは、創薬と医療技術の向上を支援し、人類を苦痛から解放する事を絶対的な使命とします。」を達成する場合であっても、組織の力を要求する。

すなわち、組織はまず、変化する顧客ニーズを見極め、自社が他社に対して優位性をもって何を提供できるのかを常に理解し、それに合わせて自らを変化させていかなければならない。

次に、それにもとづき迅速にモノやニーズを世の中に送り出し、適切な利益を上げなければならない。

これら2つのポイントこそが、組織の力を定義する際に重要な要素となる。

よって、組織の力とは「組織が自ら変革し、結果を出していく力」に他ならないといえる。



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2010年08月16日

組織を考え、変革する、人材を育てる (5)

日本企業に活力がなくなってきた。
組織に粘りがない。
躍動感がない。

グローバル市場での厳しい闘いに向けて、多くの企業は一斉に合理化と管理強化を目的に欧米企業の手法を導入した。
しかし、一向に企業が強くならない。
むしろ、個人別成果主義システムの弊害などが叫ばれ始め、活力はますます低下している。
社員のエゴ化が進んでしまって協調性が失われた。
やる気を失う社員が増えた。
評価が不透明で不満が組織に充満している。

今の日本企業の経営における大きな落とし穴がある。
自分たちの会社の社員がどのようなマインドを持っているのか。
個人としてどのような価値基準のもとに働いているのか。
また、組織として価値観がどこにあり、どのように一人一人が協力しあって組織として力を出しているのか。
このようなことについて、組織の中枢にいる経営陣や人事部が把握していなのである。






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2010年08月01日

組織を考え、変革する、人材を育てる (4)

多くの企業の組織では、組織の活性化や変革に取り組んでいます。

●外的な変化にすばやい対応をしたい

●組織全体に活力を高めたい

●メンバーの主体性を引き出したい

●もっと効果的な問題解決方法を習得したい

●組織の文化を変えたい

●組織の一体感を生み出したい

●組織の垣根や上下関係を超えたオープンな話し合いを行いたい

●発想が膨らみ、創造性が発揮されるような職場を実現したい

●次世代のリーダーを育成したい


では、これからは、どのようなマネジメントスタイルやリーダーシップスタイルが望ましいのでしょか?

また、組織を変革するときに、どういうことに注意する必要があるのでしょうか?

新しいスタイルや方法は、今、起こっている環境の変化に、十分適応したものでなければなりません。

     環境の変化
      ↓
(1)変化のスピードが加速した

(2)複雑性が増大した

(3)多様性が高まった





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