2010年07月27日

組織を考え、変革する、人材を育てる (2)

組織開発を目指すファシリテーターの考え方は、子供を育てる親に似ている。
いかに、子供(相手)が学び、たくましく成長し、幸せになれるかを考え
るのである。
そのために必要なのは、知恵や知識で相手を圧倒することではない。
単に相手の欲求を満足させることでもない。
相手に主体性を発揮してもらうために、ファシリテーターとして、どんな
サポートができるかを真剣に考え抜くのである。

問題解決のプレッシャーが強いビジネスの現場においては、点滴や投薬
にあたる即効治療への圧力や誘惑がきわめて顕著である。
組織のマネジャーやリーダーは、この種の圧力や誘惑に抗して、組織の
長期的な健康や成功を考えなければならない。

組織全体を達観して何が肝心なのか見極め、全体の健康をないがしろに
しないようにするのだ。



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posted by ホーライ at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織を変える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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